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エコビオ省エネルギー住宅北イタリア研修_1(Passive housese専門工務店)

去年発表出来なかった記事を遅ればせながらUPします。
2014年3月24日からスタートしたPassive houseの研修内容です。
私は昨年、EU圏内に住んでいましたので日本から来られる西方設計の所長さん、西方さん率いる研修チームと(ドイツ)Munichで合流しました。
空港からレンタカーを借りて私が運転をしました。ドイツ→オーストリア→イタリアと移動するときに、アウトバーンを走りますがその時にこの黄色いチョッキを車に人数分積んでいないといけないので、高速道路の途中で購入したのでした。
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こちらの会社は、7年前に創業されました。
自然素材しか使わず、トップクラスのパッシブハウスしか建てないことを基準にしています。この建物は、基礎が出来てから8週間で完成したのが自慢です。
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玄関だけを床暖房にしている。
雪などで濡れた床がすぐ乾くのが良い。
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こちらの敷地の中に3つの会社があります。
1.設計事務所
2.施工管理・企画・販売
3.施工会社
2007年創業から、それだけを売りにして年間7億円の売り上げ。年間15棟を平均にして建てている。
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天井は音の反射を和らげるためにスノコ上にしています。
ネジは裏から止めてきれいに仕上げています。
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土は地元でとれた土をそのまま使用しています。
パッシブハウスは過乾燥が問題になります。そのために土壁を使用したそうです。
過乾燥対策に、週末誰も居ないときには換気扇を止めます。
平日は、人が居ることとPCなどからの熱で暖房は不用(22度)ですが、週末は人が居ないので(17度〜16度)暖房は必要になります。
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ドイツの通気層は25mm以上必要になります。こちらでは30mmにしています。
更に木の腐食を防ぐ為の部材を使用しています。日本の通気層の木部も腐食しているのが多くありますので参考にしています。
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こちらは、壁面に埋め込む銅管の見本です。実際は壁面に埋め込まれて使用されているので目にすることは無いです。より、心地よい暖房にするにはこの設備がお勧めです。暖房も冷房にも使用出来るのです。
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社長のハートマンさん。と通訳のアンドレアさん。
この建物のポイントは気密層が構造体の外になっていること。
建物を長持ちさせるポイントは、内側の完璧な気密層の連続と外側の完璧な防風層です。魔法瓶が完璧であっても、そのフタがあいていたら意味がありませんと例え話をしていました。パッシブハウスはC値が0.3ですが、こちらの会社では0.15を実現しています。
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気密層の納まりは現場で考えるのでは無く、全て事前に考えておくことが大切になります。
そのために、この様なマニュアルを用意しています。
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コーキングでは無く、膨張テープを使用している。熱で膨らむのでは無く、湿度で膨らみます。湿度が低いときは膨張率が低くなります。
ドイツでは、窓枠の断熱が弱いので、窓枠へ断熱材をかぶせる方法が普及していますと、サンプルを見せながら説明してくれました。やっぱり断熱材はセルロースです。
いい家を建てるには、物理学で守ることが大切です。
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今まで建てたPassivehouseの延べ面積が18347?と会社に表記していました。
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こちらの会社の営業範囲は半径100kmでした。
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つづく。
y..y

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