二階のユニットバスを組みますのでその前に、ユニットバスを入れる前の施工を行います。
二階は床にコンクリートの土間を施工しませんので、建物の荷重を受ける部材に金物を取り付けます。
断熱気密工事をしていますので、この金物を取り付けるための施工の工夫が必要です。
ただユニットバスを取り付けるための金具を取り付けると断熱・気密の欠損に簡単になってしまいますので、大事な施工ポイントです。
ユニットバスの排気管を事前に壁の中へ入れて、気密シートへつないでいます。
白く見えるのは、タイベックです。枠組壁工法では、先張りシートをポリエチレンシートとタイベックを併用します。
外壁部分にまわっている大きな木材が熱橋にならないように、断熱補強をしているところです。
この金属の上にユニットバスが乗っかります。
金属が壁に入っているところから断熱気密欠損にならないように、熱橋にならないように施工しています。
ユニットバスを入れるともう見る事ができないところですが、30〜40年後にはユニットバスを交換することも予想されます。その時もこのままの状態であるように、物理的に正しく考え、そして心をこめて施工します。
排水管です。
「ヨシのいえ」
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