一度「無鄰菴」を見てみたと思っていたので、こちらにも立ち寄らせて頂きました。
山縣有明氏が京都に造営した別荘です。(敷地面積950坪)
7代目小川治兵衛氏が作庭し琵琶湖疏水の水を引いた自然趣向の庭園です。
山縣有明氏が残した言葉で「苔によっては面白くないから、私は断じて芝を栽える」と書いてあったのを見つけて読み終えたときに、司馬遼太郎さんが書いた小説を読んだことのある影響からか、この言葉が妙に山縣有明という人にピッタリだと思ったのでした。
山縣氏の指示で芝生を最初に植えたのですが、庭は色んな種類の苔で覆われていました。
この部屋でお茶を頂くことが出来ました。
素晴らしい庭を眺めてのお茶は、昔にもどったような、100年前に生きていたような気分になりました。
暑い日中に訪れたのですが、この庭の中はすぐ近くの町中とは違いとても涼しく、森の中に居るように過ごしやすい場所でした。エアコンを使わなくても涼しく過ごす知恵が凝縮されていました。
「ヨシのいえ」
y. .y
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