幾度と修繕を重ねた古い家を部分解体して平屋へ建て替えました。 思い返せば、事あることに「ヨシDesignで」と旦那様からデザインの多くをお任せ頂きましてありがとうございます。 いままで、ヨシDesign(装飾やデコレーションではなく、必ず理由がある構造からなる無駄の無いカタチと考えていました)と具体的に考えた事がありませんでしたので、Yoshi Designを再考する切っ掛けになりました。 今回も全力で建築させて頂きました。 枠組壁工法:2×6 耐震等級: 3 (全棟構造計算) 屋根断熱: セルロースファイバー 340mm 壁断熱: HGW 140mm 床断熱: HGW16k 105mm+GWB32k 42mm サッシ: トリプルシャノンⅡx +ハニカムサーモスクリーン C値: 0.13㎠/㎡(薪ストーブ設置前) ストーブ: NESTOR MARTIN S43B-TOP 照明: 間接照明+調光器 Philips(スマホコントロール照明) 内装: 天井: 杉柾目(森吉産)・オガファーザー+漆喰系塗装・モリスクロス 壁: オガファーザー+漆喰系塗装・石目調タイル・モリスクロス 床: パイン材・杉柾目パネル(北秋田市産) 外装: 屋根: ガルバリウム15年 壁: スペイン漆喰・杉板横張り・杉板縦張り(森吉産) 二重断熱煙突です。垂直に煙突は抜かず壁面へ抜きました。気密性能を少しでも落としたくないのでこの様な施工にしました。 壁面のメガネ石は特製に加工しました。そして、煙突まわり専用シーリング材とパキンで施工をして薪ストーブでありがちな気密損失を最小減まで抑えました。 その他薪ストーブ屋さんがやったことのない取付施工をお願いしました。(ご協力頂きましてありがとうございます。) もちろん薪ストーブはFFTypeです。後ろには外気導入口が取り付けています。 お施主様が針葉樹をメインで燃やすにはNESTOR MARTIN S33B-TOPと言うこだわりで決定です。 火を入れるのは、今年の冬前です。残念ですが、今は炎を見る事が出来ません。 相談の段階では、この部屋に窓はいらないと言われましたが、何とか小さい窓を付けて頂けました。 結果的によろこんで頂けましてありがたいです。 温熱環境てきには、大きな窓がほしいところですがこの部屋に入ると特に落ち着きます。 初期の提案設計では、こちら側がリビングで日射取得を最大限にしようとしました。打合せを重ねるとお施主様もご意向はまた違っていました。 温熱環境も大切ですが、五感で感じる住み心地も大切だと改めて再認識いさせて頂きました。 この白い壁をスクリーンにして映画を見る予定です。 「ヨシのいえ」オリジナル建具は天井までピッタリで壁面と一体になります。 ダウンライトですが、もちろん調光設定です。 建物の性能では、エアコン1台で全館カバー出来ますが、以前の家に付けてありました新しいエアコンを寝室に取り付けています。 この部屋は、真っ黒の壁紙にPhilipsのスマホ照明のみです。 綺麗なタイルです。 洗面所、個人的に気に入っています。ピンクとグレーのタイルです。 車椅子が入るように洗面カウンターの下はあけています。洗濯機の寸法ギリギリまでせめて、洗面カウンターの巾を最大限に広げました。 TVボードは今回初めて使用しました、集成材です。 TVボードの下には、Philipsのスマホでコントロール出来る照明がセットしてあります。調光だけではなく、色まで虹色に変わります。 左はトイレの収納と右は取り外し可能なパイプスペースです。 局部すぎてわかりずらいですね。 勝手口。 キッチンの後ろに稼働式の炊飯器台とレンジスペースとオーブンを載せる収納です。 こちらはロフトです。巨大な屋根裏スペースです。 高さは1400mmしかありません。 ロフトスペース。 軒先は1100mm出しています。 着色していない杉柾目です。経年変化が楽しみです。 玄関を隠す事と雪の多い地域なので、風雨雪から玄関を護るために取り付けました。 N様とご縁を頂きまして感謝しております。 今後とも宜しくお願いいたします。 「ヨシのいえ」
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