BLOG

高耐震・高気密・高断熱が決め手 在来工法で建てるセミセルフビルドの魅力

今回の新築は久しぶりの在来工法です
この建物の魅力は仕上前まで当社で施工してその後の仕上部分はお施主様が仕上げるセミセルフビルドです
昨年末基礎工事まで施工しました


解体前は平屋の貸家が2棟あったところです
 

綺麗に解体しました
 

地盤調査
 

地盤が強烈に柔らかいエリアでしたのでコンクリート杭をMAXの長さを打ち込みました
それでも支持地盤には到底届きませんので摩擦で杭を支持させます
この時に長期に渡り建物の荷重が杭にかかると部分地下が考えられますので基礎スラブで荷重を分散させて部分沈下を防ぎます
 
随分前のことですが
非常に地盤の悪い場所でしたが20年前にモデルハウスで実験したのですが その当時の安全基準で計算した杭本数と構造計算した基礎でしたが 基礎の造り方で基礎が部分沈下したことがありました 設計を外部に依頼して安全基準を高めたつもりでしたがそれでもダメだったのですが その時の実験結果と改善策として国の安全基準や評価基準などは最低基準以下のものもあるので常に基準以上をできる範囲で求めたいと考えるようになりました(もちろん国の基準が場合によっては無駄に高水準なものもあります) そして早期に耐震等級3や気密性能や断熱性能を日本の基準ではなく世界基準にあわせ 耐震に関しては厳しい日本の基準に合わせることにしたのでした 様々な基準・法律が決まっている厳しい規制の中で家を建てていくのですが 杓子定規ですすめるのではなく 法規等を守った上で土地を含めた環境に合わせた家を設計者が調整することがとても大切と考えます(当たり前ですが)
お施主さまへ安心をお届けしたいと常に考えております
 


 

 

スラブ打設前にうっすらと雪が降ってきましたので 一度お湯で雪を溶かしてから打設しました
 
 
気温もあまり低くならずよかったです
心配した雪もあまり積もらず 養生をしてお正月を迎えました
 
ヨシのいえ

一覧