現在建てている 平屋新築です
105mm×105mmの柱を使用して付加断熱無しです
在来工法ですが 当然耐震等級は3です
家族3人で暮らす 高性能な家を2000万円以下で建てるために工夫しました
通常のヨシ仕様ですと 枠組壁工法では2×6+付加断熱で施工するタイプと
在来軸組工法では120mmの柱と180mmの大黒柱を使用した 強度と耐久性や断熱性能を優先した施工をおこなっております
今回は昔ながらの在来工法で105mmの柱を主にした仕様ですが
最小限の資源で資材の持っている性能を最大限に発揮出来るようにさせることで 抜群の省エネルギー性能と快適性を発揮させます
ヨシのいえ は「リーズナブルな家」をご提供しております
■リーズナブルとは「妥当な」「理にかなった」「適正な価格」
道理にかなっていること(合理的・妥当な判断)と考えております
設計 施工管理はいつもと変わらず もちろんデザイン思想もヨシ仕様となっており とてもお得な平屋が完成する予定です
防蟻処理は ホウ酸処理です
屋根の防水ルーフィングはライナールーフを使用します
ガルバリウムの横葺屋根のゆるい勾配は雨漏れしやすい(腐食しやすい欠点があります)ので耐久性のあるルーフィングをいつも使用しております
欠点のある屋根の横葺屋根ですが 雪止めを取り付けずに雪を自然に屋根から落とすのは この屋根がいいのです
屋根の雪が沢山積もる前に細かく割れて落ちていきます 塊になりにくく比較的安全です
ダイライトを張って3m巾の大きなタイベックシートを張ります
新住協仕様のタイベックは非常にカッコ悪くて張るのが嫌なのですが 性能にはかえられません(笑)
配管のための配管気密処理←これ大事です
この積重が平均してC値0.2cm²/m²を維持しています
照明器具の一部はお施主様が通販購入します
ペンダントライト取付位置を調整するであろうことを予測して
下地に合板をいれます 下地のあるところは自由に金物で取付できます
高断熱高密の家は下地をいれると素人でも自由にピンや釘で止めることができます
そして補修も簡単で気密を何十年たっても新築時とほぼ同じ性能で維持することが出来ます ←ここは特に大事です
屋根の一番低い所は 屋根の通気層と断熱厚400mm確保する必要がありますが
屋根の高さを出来るだけ低く抑えているため 必要寸法がとれなくなります
その解決策としてネオマフォームを部分付加断熱して 性能を確保しております
この天井の気密シートの上にセルロースファイバーを施工します
数十年後 レンジフードを交換するときも出来るだけ簡単に交換出来る様に
配管のための配管を施工します 天井の中の天井です
基礎底盤を大工さんがケルヒャー掃除機で丁寧に綺麗に掃除機掛けをしてから 床断熱工事です
いつも現場を綺麗にして頂きまして佐々木大工さんありがとう!
断熱材HGW16k 105mmです
この断熱性能を100%発揮させるために 当社では断熱材付きの床下換気口を仕様しております
今時なんで床下換気口なんか使うのですか?と同業者から聞かれることがあります
理由は 寒冷地では通年床下の空気を流す必要が無いからです
床下換気口があれば 必要な時に空気を入れ不要なときにキッチリ止めることが出来ます
現在主流の基礎パッキンではそれができません 床下も気密の考え方と同じなのです
全て自分の意志でコントロール出来ることが大切です
この仕様にすることで 基礎断熱にしなくても給水管の凍結のリスクはかなり下がります(当社の建物では 一度も報告がありません)
そして換気口を閉めることで床下の温度が1〜2℃上昇します(少し暖かくなります)←ここ大事です
足場に雪が引っかかっておちていませんが この屋根はこんな感じで雪が細かく割れて落雪するので地面におちても高い雪の山が出来にくく 比較的安全になります
(天井に断熱がまだ入っておりません 室内で大工さんがストーブを焚いて仕事をしているので雪がとけました)
3月末には未完成内覧会予定です
ヨシのいえ
今日会社で流れているDj音楽!
Adriatique WE1 Tomorrowland 2024
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