建築家_伊礼智の原風景を巡るシリーズは、これにて最終回です。
沖縄出身の伊礼さんの建築デザインの基礎となる建築、文化、風土、など多くをを体験しました。
沖縄へ伊礼さんと同行して、伊礼さんが言われる「内から外へ開く建築」と話している意味が理解出来ました。私達の北国の建築は「内から広い外を感じる事が出来る建築」を目指したいと思いました。
最後に、石垣島でよく見かけるこの5と4の印。五つと四つの組み合わせが交互に配置されています。これは、通い婚時代の風習があり、「いつ(五つ)の世(四つ)までも末永く」「足繁く通って下さい」という心がこめられています。このマークが石垣島では何処でもよく見かけます。道路にも印しています。
もともとは、藍一色の「ミンサーフ(ウ)」という帯であり、これを愛する男性に贈ったものが始まりのようです。
染めた糸を乾かしてしました。
終わり。
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