ZEH ゼッチ 【ネット・0・エネルギーハウス】とは、住宅の年間の一次エネルギー消費量を正味(ネット)で0となる住宅を新築することです。
断熱気密性能を上げて省エネルギーにすることと、太陽エネルギーなどでエネルギーを創造(創エネ)することで一年間の消費エネルギーを0にする。
【一次エネルギーとは】石油・ガスなどの化石燃料や水力・太陽など自然界にあるものから得るエネルギーを言います。二次エネルギーは一次エネルギーを加工して得られる電気などを言います。
【対策】高断熱気密化・高効率エアコン・熱交換器・給湯システム・省エネ照明・太陽発電システム・家全体のエネルギー管理システム、などを使用して0にします。
簡単に言いますと、高断熱高気密化(少ない創エネ)して0にするか、高断熱気密化せずとも創エネ設備(エネルギーを沢山つくって)を大きくして0にするのか、大きくわけて2通りの方法があります。「ヨシのいえ」では、どちらの方法でも可能です。
【補助率】定額 130万円(地域区分・建物規模によらず全国一律)
※但し、1,2,3地域において高断熱外皮の性能がUA値0.25以下、またはQ値1.0以下の場合は、定額150万円です。
「ヨシのいえ」でお勧めするのは住宅の外皮性能を上げることを最優先して、設備をその後で最小限設置することが良いと考えています。
数十年後に取替なくてはいけない機械設備(早い期間に必ず交換の時期が訪れます)を沢山取付けるより、家を解体するまで性能が落ちない外皮性能を良くする方が明らかにお得な事が理解出来ると思います。
現在の金利状況からして太陽光設備(PV)分を多めに借入し、借り入れして増えた月々の返済額よりも光熱費を抑えることも可能となります。
余談ですが、ウレタン吹き付けて断熱をしている住宅は簡単に断熱性能を上げることが出来ますが、将来的に家を解体するときにはかなり多くの負担金が増えることが予想されます。(木材に着いたウレタンを丁寧に剥がす分別作業に多大な費用が掛かります)このことも考えの中に少し入れて家造りを検討されることが良いと思います。
僕自身は、自分が使う何かを購入するときには、そのものの寿命が来たときに、それが解体、廃棄される時にどうなるのかまで考えて、出来るだけ想像してその何かを購入したいと心がけています。
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