構造材の屋根合板を張り、屋根断熱材を入れる下地を造った上に透湿防水シートを張り、更に下地を組んで瓦を葺く屋根面を丁寧に造りました。
タイベックを張る事により外部のシート気密の役目もはたしますが、万が一瓦から水が漏れてきてもこのシートで雨水を外部へ流してしまう役目もはたします。
見えますか、通気層が。通気層の下地を組んでいます。特殊なネジでとめていきます。
この屋根の頂上から内壁面からの湿度が出た空気を外部へ放出させるところを造っています。
下地材の上へ更に12mmのサネ付き合板を打ちつけます。
ハリケーンタイ金物(台風より強いハリケーンに対応金具)を壁へ繋ぎとめます。
屋根から壁をタイベックでラッピングします。
見た目はほとんど数日前と変わりませんが、進んでいます。
屋根瓦が乗る下地の施工が完了してこの上へ防水ルーフィングを敷いて瓦を葺いて行きます。(翌日休みのためブルーシートで養生しました)
屋根断熱工法は、いろいろな施工方法があります。今回は二重の手間が掛かりますが、雨水、暴風雪にたいして安全で家をより大切に守る方法で施工しました。(海がすぐ近くなので)
家は常に細かい振動や風による揺さぶりがあります、長い時間には柔な防水気密層では亀裂が入り役にたたなくなります。そのような事も「ヨシのいえ」では考慮した造りをおこなっています。
想定外の災害が当たり前になってきた最近ですが、株式会社ヨシでは、以前から地球上でこれから起こる気象変動を可能な限り予測して、大きな災害にもより耐えられるように細かいところに配慮しながら設計施工しております。気象変動へ対応する家づくりの一つに気密断熱を約20年前より追求しておりました。
僕の個人的な考えですが、Newsでは地球温暖化と言われていますが、全く信じておりません。逆に江戸時代や過去に飢饉が続いた時期のような少し弱い氷河期のような気象になっていくと予想しておりました。今までより、少し温度の下がる時期が増える(温度差が激しくなる)と予想しておりますので、国の定めた基準より性能の上回る自主基準の家造りが必要だと思っています。
「ヨシのいえ」
山田 良隆
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