Number11 Colombo Residence Geoffrey Bawa
ジェフリー・バワの元自宅兼事務所。「ナンバー11」
旧事務所 THE ARCHITECT’S OFFICEからすぐ近くで、高級住宅街の突き当たりにあります。
ここは借りていた4件長屋を買い取って、1968年に徹底的にリフォーム(造り替え)したそうです。
白くヌメリと輝く床の塗装工事中でした。この白い塗料が気になり名前を聞いたところ天然塗料の「ボクシー」と言う名前で、非常に乾きにくいそうです。しかし、この塗料をはだしで歩いているととても気持ちが良いです。日本でも使用してみたいと考えました。
白い天井、シロイ壁、しろい床の自宅は、外部とは対照的に薄暗くわずかな光を上手に演出して何とも言えない良い気持ちになります。
バワは2003年にこの家で息を引き取ったのでした。
事前に予約すると、宿泊も出来ます。価格的には、ホテル代の高コロンボでは、お得な価格と思いました。ここから予約出来ると思います。
http://www.geoffreybawa.com
玄関
十
車庫入り口
テラコッタタイル。
地中海を想像させる階段。
ゲストルーム。
二十
全て本物の織物を壁一面に飾っています。
美術品が並びます。
宿泊出来る部屋です。
三十
四十
五十
バワがよく座っていた椅子です。
バワの寝室。
最後にこのベットで息を引き取ったそうです。
六十
キッチン。
七十
八十
スリランカまでわざわざ行こうと思う人は少ないと思いましたので、少しでもジェフリー・バワの素晴らしさを伝えられたらいいと思って細かい写真をUPしました。友達のアート作品と空間がバランスが良く、美術館のようでもありました。そして、ベットの横にあったぬいぐるみや装飾などなど、どことなく女性的な柔らかさを感じました。
とても、とても気持ちがよく、自分の仕事にとって、これから長く影響を受け続ける場所となりました。
Y.Y
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