現在は気密・断熱工事も終わり省令準耐火仕様の内部壁を張っています。
壁は、内側140mmと外部付加断熱90mmで合計230mmの断熱層になっています。
天井部分に見えます、白いシートはタイベックの先張りシートになります。在来とは違い枠組の先張りシートはタイベックと防湿気密シートを使い分ける必要があります。在来工法はほぼ先張りシートは躯体内部のみで収まりますが、枠組壁工法の場合は躯体を先張りで包み込む部分が必ず出てくるので、使い分けをします。先張りシートを建てている時に下準備として納めることが長期間性能を維持させる気密・断熱工事では最重要事項となります。
外部に張るタイベックのラップシートは、雨水から建物を守るより、ブリザードなどの暴風雪が吹き荒れる中でもすき間風が入らないようにする目的が一番の目的で開発されたそうです。(新住協鎌田先生談)
最近タイベックの話が多く出てきますが、デユポンの回し者ではありませんよ(笑)
エアコンのダクトや給排気の管は事前に通して外部・内部の防湿・気密ラインのところでしっかり接着します。
エアコンや家具、その他壁面に取付が必要な場所には合板下地を入れます。
気密シート保護のためです。
これは、ユニットバスへ設置する換気扇です。ユニットバスメーカー純正換気扇には、なぜか電磁弁付きのものがありませんので、わざわざ電磁弁付きの換気扇を取り寄せて取付します。家としての気密性能を守るために施工しています。
細かい積み重ねが気密性能を一時的な紙面の性能ではなく、実物の性能として保証出来るように努力しております。
「ヨシのいえ」
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